講師紹介:国語講師 谷津 整二

—今回は、養賢ゼミナールで国語を担当している谷津先生にインタビューさせていただきましたので、ご紹介したいと思います。

谷津先生、今日はよろしくお願いします。

谷津先生:はい、よろしくお願いしまーす!

—それでは、はじめに自己紹介をお願いします。

谷津先生:はい!えー、国語科の主任講師、谷津整二(やつせいじ)と申します。仙台二高から宮城教育大学を卒業。以後、35年以上様々な形で国語教育に携わっています。専門分野は中国古代哲学なのですが、現在は現代文と小論文を中心に指導しています。授業のモットーは「シンプル・イズ・ビューティフル」の一語。現代文の問題の解説に当たっては、何よりも受験生諸君が自分で応用でき、さらに物事を発展的に考えるためのメソッド【谷津システム】を提案しています。

なお、内部での授業だけでなく、各高校での教科講習会講師、さらには先生方の小論文指導研修会の講師としても活動しています。まずは一声かけてみてください。必ず役に立つアドバイスができると自負しています。

—ありがとうございます。谷津先生といえば長年に渡って指導されてきた入試現代文の解き方の真髄、「谷津システム」ですよね。特に現代文を苦手にしている生徒さんや、そもそも現代文の正しい勉強方法がわからないっていう数多くの生徒さんを救ってきたと聞いております。

谷津先生:ま、まあ(笑)そもそも、入試現代文っていうのは…(中略)…。

ちなみに、これまでのご経験の中で印象に残っている出来事をひとつ教えていただけますか?

谷津先生:えーとね、あれは十年以上前でしょうか。ある浪人生の質問を受けていたところ、その人が「あたし、勉強大っ嫌いなんですよ」という深刻な一言を漏らしました。そこで私は「だったら、一時間勉強したら必ず、勉強と関係ない本を15分息抜きに読んでみたら?」とアドバイスしました。

本読んでる暇ないです

だって、勉強にも時間取りたくないんでしょ?

それもそうですよね(笑)なんかオススメありますか?

ちくまプリマー新書あたりの、ぱらっと見て面白そうなやつかな?

結局彼女はアドバイス通りに1年間勉強して、首都圏の難関私大に合格したのですが、その年の夏に遊びに来てくれたときのこと…。

先生…あたし大学選び失敗したかもです…

えっ!なんでそう思うの?!

だって、周りの人たち、全然勉強してないし、本も読んでないから見ててイライラするんですよお!

お前なあ〜(爆)

勉強とは才能ではなく習慣だ、ということがよくわかりますね。

—なるほど。日々の積み重ねこそが未来を創る、習慣化の力ですね。そして、現在の自分は過去の積み重ねの結果であると…。なかなか深イイお話ですね…。

ところで、谷津先生は養賢で長年指導されていらっしゃいますが、養賢ゼミナールの良さってどんなところにあるとお考えですか?

谷津先生:さっきのエピソードのように、生徒さんの個々の状況に応じたアドバイスのできる環境があることだと思います。さらに言えばそうした環境の中で、担当の講師や教務職員との人間関係を作る中で、大学や社会で生きる上で必要なコミュニケーションスキルやレファレンススキルを、自然な形で身につけてもらいたいと思っています。

—たしかに。大学入学共通テストの導入などの入試改革もそうですが、今の社会では高いコミュニケーション能力が求められていますからね。そういった面では、少人数制の予備校ならではのメリットって、大学入ってからも社会に出てからもかなり役に立ちそうですね。

それでは最後に受験生へのアドバイスをお願いします。

谷津先生:現代文という教科はよく「読解センス」というようなあいまいなことばで語られます。また、そのせいで「勉強の仕方がわからない」という声も聞かれます。しかしながら、実を言うと受験現代文に必要なのは「深い読解」ではなく、「部分的な文脈の論理関係を読み取る力」と、そこから「全体的な論理構造を読み取る力」の二つのみです。

では、そうした力をどう身に付けるか、と言えば「本を読む」ということに尽きます。ただし、ここで注意してほしいのは「読書は楽しむものだ」ということです。「この人の文章は試験によく出るから」「名著だと言われているから」「新聞で絶賛されていたから」「売れているから」などの理由で本を読んでも、興味のない分野や相性の悪い文体ならば、ひたすら苦しいだけで中身が頭に入ってくることはありません。

そうではなく、あくまで自分にとって興味のある分野の、読んで面白そうな本の「わかる部分」を「拾い読み」する、受験現代文だけならそれだけで十分です。養賢の自習室にはそういう本を集めた「養賢雨の日文庫」なるものがあります。勉強の合間に読んでみてはいかがかな?

—谷津先生、本日はお時間いただきありがとうございました。

投稿者プロフィール

養賢EXPRESS編集部
養賢EXPRESS編集部
こんにちは!養賢EXPRESS(ようけんエクスプレス)編集部です。先日、近くのお寺にこんなことが書いてありました。『きっかけさえ掴めば伸びる、どんな子も。』この養賢EXPRESSも、皆さんにとっての“きっかけ”になれるよう配信して参ります。

関連記事

  1. 《 つなぐ力 》 の正体とは ?

  2. 講師紹介:古文・漢文講師 齋藤 知広

  3. 模試と合格可能性判定の舞台裏 その2

  4. もうすぐ三者面談…進路が決まっていない高校生へ(前編)

  5. 受験校決定ポイント

  6. 講師紹介:地理・古文講師 中林 経城