講師紹介:古文・漢文講師 齋藤 知広

—今回は、養賢ゼミナールで物理と数学を担当している齋藤先生にインタビューさせていただきましたので、ご紹介したいと思います。

齋藤先生、今日はよろしくお願いします。

齋藤先生:よろしくお願いします。

—それでは、はじめに自己紹介をお願いします。

齋藤先生:はい、こんにちは!私は齋藤知広(さいとうともひろ)といいます。福島県出身、金沢大学を卒業、その後東北大学の大学院に進学し、今は養賢ゼミナールで国語の講師をしています。その他、推薦やAO対策としての小論文や面接についての指導もしています。受験指導の仕事をするようになって約20年経ちますが、受験を勝ち抜くために必要な知識を、受験生の皆さんに、いかに分かりやすく伝え、また楽しく覚えさせられるかを、日々考えています。

例えば、未然形の下に接続する「なむ」は、「~て欲しい」という願望の終助詞です。これを簡単に覚えてもらうために、「ナン見て欲しい!」(インド人がご自慢のナンを見せつけてきたイメージ)というフレーズを考えました。

「なむ」=「ナン」は「未(み)」然形に接続したら「~て欲しい」と訳す!これを縮めて「ナン見(み)て欲しい!」というわけです。このような暗記法を、これからもどんどん編み出していき、受験生の皆さんの応援をしていきたいと思っています。

—ありがとうございます。暗記が得意な人ほど関連付けて覚えるのが上手いって聞くので、そういう暗記法は覚えやすいですし、斎藤先生の授業自体も面白そうですね!

ちなみに、今までで印象に残っている出来事としてはどんな事がありましたか?

齋藤先生:この仕事を始めてまだ間もない頃のことです。古文の講義で、自分としてはとても笑える暗記法があったので、生徒たちに自信満々で披露しました。ところが、生徒たちはまさかの完全無反応…。背中に冷たい汗が走るのを感じました。その後、暗い気持ちで授業を終え、教室を出ようとしました。その時です。私の暗記法を生徒たちが言い合っているのが、私の耳に聞こえてきたのです。

その瞬間に私は、自分が高校生だった頃のことを思い出しました。シャイだった私は、授業中に声を出して笑うことなどほとんどありませんでした。それどころか、むやみに笑うのは格好悪いとさえ考えていて、笑いを我慢することもありました。しかし、授業で面白いと思うことはたくさんあったので、それについては休み時間に友達に話して笑っていました。

そのようなことがあって以来、私は授業中に笑いが起こらなくてもあまり気にならなくなりました。ただし、授業が終わって教室を出た後、生徒の反応が知りたいので、ドアのそばで少し聞き耳を立てるようにしています。ですから、授業中に面白いと思うことがあったら、どんどん友達と話してくださいね!

—授業中とかだと、笑っていいものかどうか周りの空気読みながら…ってとき、ありますね(笑)

それでは、斎藤先生にとって養賢の良さってどんな所にあると思いますか?

齋藤先生:なぞかけを一つ。「養賢ゼミナール」とかけて、「『論語』」ととく。その心は?

—ろ、論語…ですか。えーと、誰書いたっけな…。

答えは、どちらも「弟子の質問にこうし・・・(孔子・講師)がどんどん答えます」

—おー!!

やはり養賢ゼミナールの良さと言えばこれでしょう。養賢ゼミナールでは、講師が生徒からの質問を受ける時間がしっかり確保されています。その時間内であれば、自分が納得するまで、存分に質問できるのです。勉強方法から今後の進路まで、雑談も混じりながら、楽しいおしゃべりに花を咲かせます。

また、「アットホーム」なところも養賢ゼミナールの良さですね。少人数制なので、講師と生徒一人ひとりとの会話の機会が増え、すぐに仲良くなることができます。

—なるほど。齋藤先生とお話ししてると、古文の助動詞の活用形も「アット」言う間に「言え(家、ホーム)」るようになりそうですね!

—あっ(笑)そ、それでは最後に受験生へのアドバイスをお願いします。

齋藤先生:受験勉強において何よりも大切なのは基本を固めることです。古文であれば、基本的な文法事項をできるだけ早くマスターすること。漢文であれば、基本的な句形をしっかり暗記することですね。

センター試験でも、国公立二次の記述試験でも、私立大学の問題でも、入試問題はすべて同じです。大切なのは、「とるべきところをとる」ということです。入試問題には想定される平均点というものがあります。その平均点を取らせるために、基本的な問題、すなわち「とるべきところ」がかなりの割合で入っています。それを絶対に間違わないというのが受験では何よりも大事なのです。

その他の全体的な内容についての問題などは、本文が読みにくければ皆が外しますし、読みやすければ皆が当たります。結局のところ差が付くのは、しっかり勉強しないと身に付かない、基本問題なのです。

勉強にワープはありません。基本を丁寧に学び、確かな得点力を身に付けましょう。

—齋藤先生、本日はどうもありがとうございました。

投稿者プロフィール

養賢EXPRESS編集部
養賢EXPRESS編集部
こんにちは!養賢EXPRESS(ようけんエクスプレス)編集部です。先日、近くのお寺にこんなことが書いてありました。『きっかけさえ掴めば伸びる、どんな子も。』この養賢EXPRESSも、皆さんにとっての“きっかけ”になれるよう配信して参ります。

関連記事

  1. 講師紹介:数学講師 山影 哲

  2. 様変わりする入試制度 ~大学入学共通テストを知る~

  3. 模試と合格可能性判定の舞台裏 その1

  4. 講師紹介:地理・古文講師 中林 経城

  5. JAPAN e-Portfolioのポイントとアクティブラーニングにおける評価について

  6. 講師紹介:入試分析室室長 繁泉 祐幸