講師紹介:地理・古文講師 中林 経城

—今回は、養賢ゼミナールで地理と古文を担当している中林先生にインタビューさせていただきましたので、ご紹介したいと思います。

先生、今日はよろしくお願いします。

中林先生:よろしくお願いします。

—それでは、はじめに自己紹介をお願いします。

中林先生:地理・古文を担当している中林経城(なかばやし たてき)と申します。仙台で生まれてから、父親の仕事の関係で、数年ごとに青森と仙台を往復しましたが、小学校5年の時に戻って来て以来、中学校・高校・大学・大学院と仙台の学校であり、その後も動かずにいるので、まあここが地元ということになります。

東北大学文学部を卒業後、同大学院に進み、西洋史学科で中・近世のイタリアはフィレンツェの歴史を専攻しました。学生時代からの塾・予備校の仕事は30年近くになります。

また、10年ほど前から、予備校の仕事の傍ら、一般の市民向けの学習会を開いています。日本の古典や現代文学、社会科系などいろいろなことを学んでおり、現在、『源氏物語』や小泉八雲作品の講読の他、アメリカの黒人の歴史を勉強したりしています。少人数で自由に発言してもらいながらやっているので、私としても大変楽し時間を過ごせています。

—ありがとうございます。市民向けの学習会も開催されているんですね。普段の仕事以外のときも、常に知を探求するという姿勢には敬服いたします。

ところで、これまでのご経験の中で印象に残っている出来事としてはどんな事でしょうか?

中林先生:比較的最近のことですが、養賢の近くで、昔の教え子に会いました。私が地理を最初に教えた時のクラスにいた女子生徒で、もう20年近く前のことになるのですが、なかなか熱心に勉強していたため、私の方でもよく記憶に残っていたのです。近くに来たので、何となく懐かしくなって寄ってみた、とのことでした。

地理はとても楽しかったし、いまも学校の非常勤として地理を教えているのだ、と言っており、予備校時代も、単にどこかの大学に入るための一過程にというだけでない意味を、彼女の人生の一部として持っているのだな、と思いました。

—ありがとうございます。懐かしくなって寄ってみたですか…。養賢生って結構そういう生徒さんいますよね。この前の先輩と語ろう会の卒業生も、実はお盆休みの真っ只中にも関わらず駆けつけてくれたり、その中のひとりはもう大学4年生ですからね。

中林先生:そうなんですね。そういった意味では、養賢ゼミナールの良さとしてはやはり生徒と講師の距離が近いことかと思います。高校などの職員室が仕切られている場所では、なかなか先生のところに質問に行くということはしにくいものですが、ここでは自習室と講師室が隣り合っているので、比較的来やすいと思います。

どこがどうわからないのか、一人でやっているとわからないことがありますから、講師と話すのは有効だと思います。勉強に関する質問はもちろん、大人と話すこと自体に意義があると思うので、ちょっとしたことでもぜひ話しに来てもらいたいですね。

—親御さんや学校の先生とはまた違った大人の理解者、いわゆる『ナナメの関係』を構築できるのが、養賢ゼミナールという予備校の隠れた魅力と言えそうですね。

中林先生:おっしゃる通りですね。

—ありがとうございます。それでは最後に受験生へのアドバイスをお願いします。

中林先生:何の科目でもそうだと思うのですが、学んでいることの意味や意義を考えながら学習することが大事だと思います。

日本の試験では細かい事項をどれだけ記憶していられるかが試されるので、いろいろ暗記しなければなりませんが、その場合でも、ただ単語だけ断片的に覚えようとするのではなかなか覚えてもいられないし、試験が終わってしまうとすぐ忘れ、あげくの果ては何のためにやったのかわからない、ということになってしまうと思います。

地理なら、各資源の生産や輸出入国の順位を覚えるにしても、その背景にどういう事実があるかとか、どういう影響を及ぼしているかなど、合わせて知っておくのでなければ、知識としてあまり有効性がないでしょう。試験のために(一時的に)記憶する、というのではなく、それが何を意味するのか、ということを考えながら学ぶなら、受験でも成果をあげられるし、将来市民として必要な教養を身につけることにもつながると思います。

—中林先生、本日はどうもありがとうございました。

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こんにちは!養賢EXPRESS(ようけんエクスプレス)編集部です。先日、近くのお寺にこんなことが書いてありました。『きっかけさえ掴めば伸びる、どんな子も。』この養賢EXPRESSも、皆さんにとっての“きっかけ”になれるよう配信して参ります。

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